群発頭痛の痛みと特徴

群発頭痛について

監修:
慶應義塾大学医学部神経内科 教授 鈴木則宏 先生

群発頭痛の痛みと特徴

群発頭痛は、ある一定の期間、毎日のように明け方のほぼ決まった時間に起こる激しい痛みが特徴で、その起こり方が群発地震に似ているためにこのように呼ばれます。

群発頭痛の症状

群発頭痛の症状は、片側の目の奥に出現する激しい痛みで、「キリでえぐられるような痛み」と表現されるような激しいものです。激しい痛みは1〜2時間続き、その後自然に治まります。しかし、主に睡眠中に起こる激しい痛みのため、眠ること自体を恐怖に感じている方も少なくありません。
さらに痛みと同側で涙が出たり、目の充血、まぶたの垂れ下がりや腫れ、鼻水・鼻づまりなどの症状をしばしば伴います。片頭痛が女性に多いのと対照的に、群発頭痛は20〜30歳代の男性に多いことも特徴です(男:女=3.5:1)。

痛みの発生メカニズム

群発頭痛の原因は解明されていませんが、「頭部の血管が拡張して痛みが生じる」という説が一般的に考えられています。群発頭痛の痛みの発作は、一旦起こり始めると、1〜2ヵ月間毎日、頭痛発作が続きます(群発期)。このような痛みの発作は1〜2ヵ月過ぎると、まったくなくなりますが(寛解期)、通常は半年から2〜3年後に同じような痛みが起こります。

群発頭痛の発症様式・経過
群発頭痛の発症様式・経過

※坂井文彦:きょうの健康シリーズ,頭痛で悩む人に 日本放送出版協会,5,1997

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