頭痛について、失敗しない医師への相談のしかた

頭痛について失敗しない医師へのご相談

頭痛について失敗しない医師へのご相談

頭痛について、失敗しない医師への相談のしかたを聞いてみましょう。

「頭痛で診療を受けたけれど、よくならない‥‥」「病院で処方された薬が、効かない気がする‥‥」もしかしたら、あなたの頭痛についてお医者さんにうまく伝わっていないのかもしれません。例えば片頭痛の場合、患者の7割が当初誤った診断を受けているというデータも!
(Tatsuoka Y. Headache Care, vol2,No3 145-149 2005)
そこで頭痛専門ドクターに、適切な診療を受けて快適な生活を取り戻すためのポイントをうかがいました。

坂井文彦先生

お話をうかがったドクター
坂井文彦先生
埼玉国際頭痛センター長
先生の病院はこちら

頭痛治療は最初が肝心!頭痛の専門医に相談しましょう
頭痛のタイプを診断してもらうために、正しく伝えたい6つのポイント
どんな流れで診察するの?診断までをシミュレーション
頭痛治療は最初が肝心!専門家を選んで相談しましょう
先生、頭痛は大した病気じゃない、どうせ鎮痛剤や風邪薬を出されるだけ・・と思って、病院に行かない人が多いみたいなんです。

確かに風邪などによる一過性の頭痛の場合もありますが、もし慢性頭痛だったられっきとした病気ですから、適切な診断と治療が望まれるところです。
また、脳腫瘍やクモ膜下出血など、脳の重大な病気が隠されているということもありますよ。
辛い頭痛が繰り返し起こっているとか、今までに経験したことのない頭痛が起こった場合、市販薬をのんでがまんしないで、頭痛の原因を病院できちんと調べてもらいましょう。

きちんと調べてもらうためには、何科に行けばよいですか?

みなさん内科に行かれる方が多いようです。それでも間違いではないのですが、痛みがかなり強かったり、長引いたりしているときは、神経内科か脳外科の医師にかかると、より詳しく相談にのってくれる可能性があります。
神経内科は、内科のなかでも脳神経系を専門にしている分野で、脳外科は、脳の病気全般を対象に、外科的な処置をする分野です。日本頭痛学会のホームページで学会認定専門医のリストがみられますし、このサイトでも頭痛の病院検索が出来ます。

頭痛のタイプを診断してもらうために、正しく伝えたい6つのポイント
まずは頭痛の原因をきちんと調べることが重要なんですね。そのためにはどうすればいいのかな‥‥。

頭痛は自覚症状が主で、外見では状況がわかりにくいので、患者さん自身から聞く情報が頼りです。実際間違って診断されてしまうことも少なくなく、例えばある調査では、片頭痛患者のうち74%が、前医から片頭痛以外の頭痛と告げられていたという報告があり、医師と患者のコミュニケーションが不足していたことが原因の一つと考えられています。

頭痛を正しく診断するのって、難しいことなんですね。
何を伝えればいいのか、事前に整理しておきたいな。
頭痛の悩みを聞いてくれる医師が、患者さんから聞きたいことは主に次の6つです。
いつ、どの様に始まったか、その後どうなったか。
初めて経験した頭痛か。
これは、危険な頭痛の可能性がないか、最初にチェックするために必要な情報です。
以前よりときどきある辛い頭痛か。
どのような頻度でおこり、持続時間はどれくらいか。
頭痛の経過と頻度の情報です。頭痛のタイプの診断に重要です。
どんな時、ひどくなるか。特に、体を動かすとひどくなるのか、
あるいは体を動かすと気が紛れていいのか。
専門的にいうと、「体動による嫌悪因子」があるかどうかの情報で、片頭痛かどうか見分けるのに重要な情報となります。
どんな痛みか。
患者さん自身がどう感じているか。その情報も診断に必要です。
どこが痛いか。
痛みはいつも同じ場所か、あるいは右だったり左だったりするか。別の種類の頭痛が混ざっているか。
目の奥なのか頭の後方かといった情報で、これも重要な情報になります。
頭痛のほかにどんな症状があるか。
例えば、吐き気をともなうとか、頭痛の前にチカチカやギザギザが見えるかどうかなどの周辺情報で、正確な診断に役立ちます。
とはいえ、いざ病院に行くときにこれらを正確に思い出そうとしても、なかなか難しいですよね。そこでおすすめなのが「頭痛ダイアリー」です。日頃のご自身の頭痛の特徴を掴むことができますよ。

頭痛ダイアリー 自分の頭痛を記録することで、診察時に症状を正しく伝えられる便利なツール!

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