片頭痛について
- 監修:
- 医療法人社団温知会間中病院 院長 間中信也 先生
片頭痛の原因
片頭痛(偏頭痛)の原因は現在も解明中ですが、血管説、神経説及び三叉(さんさ)神経血管説が提唱されています。
薬物治療には、主に片頭痛専門の薬であるトリプタン製剤と鎮痛薬が使われます。
血管説
また、片頭痛の脈打つような痛みのメカニズムとして血管説が知られています。血管説では、血液中のセロトニンという脳内物質の量が変化し、血管が異常に拡張するために頭痛が起こると考えます。
神経説
神経説は、神経細胞の活動性異常が片頭痛の主な要因だとする考え方です。
三叉神経血管説
三叉神経血管説は、脳神経である三叉神経が関与しているという説です。何らかの誘因によって、三叉神経の末端から出る痛み物質が引き金となり頭の血管が拡張し、炎症が生じると考えます。
薬の作用点
「痛み」に対する治療によく使われる鎮痛薬は、痛みの伝達を抑制するものの、片頭痛の原因である血管の拡張に直接作用するものではありません。片頭痛専門の薬であるトリプタン製剤は、片頭痛の原因となる頭の血管に作用して異常に拡張した血管を収縮させるとともに、三叉神経に作用して「痛み物質」が出るのを防ぎ、血管の拡張と炎症を鎮める薬です。
片頭痛のメカニズムと治療薬の作用点











