片頭痛(偏頭痛)の前兆と予兆

片頭痛について

監修:
国際頭痛センター長 坂井文彦 先生
神奈川歯科大学附属横浜クリニック 内科学講座教授 五十嵐久佳 先生

片頭痛の前兆と予兆

片頭痛(偏頭痛)では、頭痛が起こる前に「予兆」と呼ばれる症状が、また、痛む前に「前兆」と呼ばれる症状があります。

予兆

「予兆」は、前兆の前あるいは片頭痛発作の始まる数時間から1~2日前にみられます。具体的な症状としては、精神的に落ち込む(うつ状態)、イライラする、怒りっぽくなる、情緒不安定になる、気分がすぐれない、あくび、空腹感などです。このような、なんとなく頭痛が起こりそうな気がする症状が、片頭痛患者さんの5人に1人(約20%)に生じます。

前兆

「前兆」は、頭痛の前に、視野の欠損(半盲)や、ギザギザした光が見える症状(閃輝暗点)が起こります。前兆は片頭痛に特徴的な症状です。
前兆は通常、頭痛が始まる前に消失します。前兆として最も多い症状は閃輝暗点と呼ばれる視野の異常であり、視野のなかの小さな欠損部が徐々に拡大し、その辺縁はジグザクに輝き、内側に視野の欠損部が残るのがこの症状の特徴です。

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